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2017年3月2日木曜日

麦ふみ

早いもので、もう3月です。この間新年のご挨拶をさせてもらったように思います。
さて、今日は朝から地域の方にご招待して頂き、近く畑に「麦ふみ」をやりに行ってきました。
思いの外地味ですが体力のいる作業です。初めての経験で楽しそうに麦をふんでいる利用者さん、施設に帰ってきて「面白かったよぉ~」っと他の利用者さんに報告。幼稚園児達と一緒に参加させていただく予定でしたが、生憎の天候不順により「ひまわり作業所」だけの参加になりましたが、楽しい経験をさせて頂きました。

~麦ふみとは~
早春に麦の芽を足で踏む作業のことです。1~2月頃行なわれます。
昔はこの時期になると少しずつ横にずれながら麦を踏んでいくという作業を行なっていましたが、大変な重労働だったとのこと。
麦ふみは麦の苗の部分を踏むことによって、茎が折れ曲がったり、傷がついたりして、水分を吸い上げる力が弱まり、麦の内部の水分量が少なくなるため、寒さや乾燥に強くなり、根の成長や増加を促進し、霜柱が土を持ち上げて、根を傷めることを防ぐ効果もあります。
足で踏むことで浮き上がった土を押さえ、しっかり土に根を張らせ、まっすぐ伸びる丈夫な麦に育てることができるそうです。