３７年ありがとう

１９８５年１２月１日　身体障害者通所授産施設『松原ひまわり作業所』が松原市総合福祉会館内に開所されました。養護学校（現在の支援学校）を卒業した障害者の場所を作るために父母が懸命に行政や関係機関に働きかけ立ち上がりました。
現在に至るまでの障害福祉の礎を築いてこられた利用者さんが３７年という長い長い『ひまわり作業所』の生活を卒業される時が来ました。
ご家族さんの高齢、本人の高齢、長年課題とされてきた『親が介護できなくなったら』が現実となりました。
課題に向けて『ひまわり作業所』も考えてきましたが、力不足で本当に申し訳なく思います。
グループホームを作って上げれたら、他施設との連携をきちんと作って上げれていれば・・
まだまだこれから出てくる問題です。
悲しい送別会ですが、みんな明るく笑顔で送ることが出来ました。
３７年という時間、毎日毎日休まずに『ひまわり作業所』で過ごしていただきありがとうございました。
『ひまわり作業所』でよかったと思ってくれたかな・・
入所施設に入っても元気でいてください。また元気に顔を見せに来てくださいね。